質量分析、メタボロミクス、データ解析

バルクデータを蓄積、管理、編集し、種々の解析が可能なソフトウェアであるMoyashiについて説明します。


多変数からなる複数のデータサンプルを取り扱うには、非常の多く作業量を要します。
サンプルが100を超えてくるともはや人の手で扱うこと自体が困難になってきます。
そこで我々は、多数データの取り扱いと解析を簡便に行うことができるMoyashiを独自開発しました。

Moyashiはあらゆるバルクデータに対応可能ですが、ここでは質量分析で得られたデータを例に解説します。
質量分析では測定回ごとに、数千から数万変数からなるマススペクトルデータが得られます。
例えば100検体の測定を行うと20,000変数×100検体=2,000,000変数からなるデータとなります。
これらを各種の実験条件ラベルと共に管理し、さらに解析することは容易ではありません。

Moyashiを用いればデータインポート、ラベル管理/編集、解析用のサブセットデータのエクスポートなどを
簡便な操作で短時間に行うことが可能となります。

さらに各種の統計解析や判別分析を行うためのプログラムをプラグインで追加することが可能ですので、
データ収集から結果の取得までの作業を、一貫して効率的に遂行することが可能です。

インポートするデータフォーマットや、ラベル管理の様式も自由にカスタマイズすることができます。

図、質量分析におけるデータフロー
Moyashiを用いれば、上記の作業を一貫して行うことが可能です。
実際の作業画面はこちら (準備中)


Moyashiはフリーウェアです
ダウンロードサイトはこちら


Moyashi 制作者
山梨大学医学部付属病院 放射線医学講座
舟山 慧

Moyashiを使用したデータを発表に用いる際には、使用したことを示す記載をお願いしています。
方法論部分にソフトウェア名を明記するだけでも結構です。

Moyashiのシステムについてまとめた論文を近日投稿予定です。

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